パーソナルサポーター

パーソナルサポーター科の訓練と就職状況【その2】

2011年9月上旬、かのんはすでに就職先が決まっていました。

講師が授業をしない時間は、
就職活動の準備などで、履歴書や職務経歴書を作成したり
ハローワークへ行って、求人の紹介状をもらいに行く為に
時間を優先させる。


そんな、当たり前の権利が、解禁されたのは、
キャリアコンサルタントの受験合格者発表後だった
9月初旬の事でした。

講師が講義をしない就職の為の選考実習の時間
本当の意味で自分の将来の為に、
時間を有効に使えるようになりました。

ちなみに、キャリアコンサルタントの受験資格を満たしていたのは、
29人中4人だけでした。

残りの20人は、その4人の合格者発表の日まで、
就職活動を控えている人が多かったです。

受験要件を満たさない残りの約20人は、
相談支援業務・心理職に就ける保障はありません。

キャリアコンサルタントの合格者よりも
不利な状況で就職活動をする現実に気づかず
他の戦略を立てて行動しようとしている人が少なかったのです。

経験という土壌ができていないのに、
訓練や勉強という肥料だけで、未経験の職種に就く事に拘り、
夢を追う事で、長期化した失業状態になる可能性が高いのです。

訓練終了後、経済的な事情や家庭の事情などで、
時間を掛けて就職活動ができない人がいます。

そんな事情があって意欲的に就職活動をしている人に対して、
「(不安な気持ちはみんな)同じやん!
なぜ皆より早く就職活動をするのか」という発言をしていました。

訓練前の経歴や長所を活かして、
就職活動を他の人より早めにしなくてはいけない事情のある人を
後ろめたい気分にさせたり、プレッシャーを与えて、
足を引っ張る人もいましたcoldsweats02

その訓練生の発言には、
「同じ立場(基金訓練生・クラスメイト)として」に続く言葉を
「正論」のように語り始めていました。

同じ空間で同じ勉強をしているだけで、
日本人独特のスキーマーにより、冷静さを失って、
「みんな同じ」という意識になるんですねtyphoon

同じ基金訓練生でクラスメイトだから、
わかりあえることもあれば、わかりあえない事もあります。

個々の状況が違う事を理解せずに、
何もかもが「同じ」と思ってしまう人の
価値観を押し付けられて、すごくしんどい思いをしていました。

そのように発言した訓練生には
個々の事情の違いや痛みや苦しみが
伝わらなかったのかと残念に思います。

このような意識を持った人達が、心理職・相談業務・支援者として
社会に羽ばたいていくのですねsweat01

そんな中でも、自分にとって守るべきものを大切にし
外野の声にぶれずにいれたので、目標を達成できましたshinecrownshine

それと同時に、相談業務・支援者・心理職を目指して
心理学・カウンセリングなどの勉強を600時間も
この半年間、勉強をした人物の仕上がり像の中には、
いろんな人がいる現実を噛み締めて
生きていかなければいけない事が、私の課題です。

flag就職状況(訓練終了日までのカウント)
パーソナルサポーター科2期生で
2010年9月末までに訓練終了後の仕事が決まったのは、
29人中約10人でした
(内キャリアコンサルタント合格者は、4名中2名が仕事に就く事が決まりました)

自分のスタンダードを取り戻すまでに、少し時間がかかってしまいました。
こんな感じで、ブログの更新がなかなかできなくてごめんなさい。

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パーソナルサポーター科の訓練と就職事情【その1】

長い間、突然、何も言わずに、ブログをお休みしていてごめんなさい。

このブログを更新しなくてはと気になりつつも、
学校での心理学やカウンセリングの訓練で
心身ともに疲弊し、意欲減退していた事から
PCの前に座っても、キーボードを打つ手が止まってしまっていました。

「ブログをお休みします」その文字すらも入力できなかったのですcrying

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さて、半年間、勉強をしてきた経緯をご紹介します。

tulipパーソナルサポーターの訓練を受ける事ができる条件

何らかの形で失業後、選考試験を突破し、
同じ教室で勉強している事は共通点です。

でも、既婚・未婚・家族構成・経歴・背景はそれぞれ違うので、
同じ境遇の人達ではありません。

クラスメイトの中には、深刻な事情を背負いながら、
訓練に励んでいる人もいました。

【例】

・中高年未婚で1人暮らしの人
・病気の家族を抱えている為、訓練生が世帯主の人
・ひとり親の人
・国から借りたお金を返済をしながら、生活再建の為に、
 訓練に通って就職する為の新たなスキル習得を目指す人・・・etc

国から「給付金」という収入を頂きながら
就職を目指して訓練をする生活環境を半年間提供されていました。

訓練が終了後、もし就職が決まらなかったら、収入が途絶えてしまい、
健康で文化的な生活が営めなくなり、生活保護受給者になる人もいます。

切実な状況は、人によって違います。

クラスメイトの中には、さまざまな事情で
就職活動を優先しなければいけない人がいました。
かのんもその1人でした。

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さて、7月から、就職の為の選考実習という名前の授業が始まりました。

この時間は、担任の先生に、課題を与えてもらうわけでもなく
勉強を教えてもらうのでもないので、自習になります。

だから、7月から約2ヶ月間もかけて、生徒ひとりひとりが興味のある分野を、
自分で探して、学習や研究をする事になります。

先生方が講義をされる授業は、1日6時間の授業時間のうち
7月は1日4時間、8月は1日2時間だけになります。
残りの時間は、生徒が思いのままに、
下の課題と称した自習で過ごす事になります。

課題の例
・キャリアコンサルタントの試験勉強をする人がいたり
 (受験者は、クラスでたった4人だけです)
・研究発表の準備をする人がいたり
 (2ヶ月も準備に必要はありませんがなぜでしょうね

・カウンセリング演習逐語起し担任の先生によるスーパービジョンにあてる
(訓練生の裁量に任されているので、この回数は無制限です。
 まともに就職活動をせずに、訓練最終日まで
 「カウンセリング演習」の課題に没頭した人もいましたsweat01


かといって、7月~8月は、
先生が講義をしない就職の為の選考実習という名前の時間を、
ハローワークへ行って仕事探しの準備をする事を
なぜか先生から禁じられていましたimpact

その訳は、週1日だけの就職活動日という名前の
休日に就職活動をすればいいとの先生方の不思議な方針だったからです。

就職活動を優先して働いて収入を得るのか?
勉強(自習を含む)を優先して給付金を頂きながら生活をするか?

先生方が授業や講義をしない時間の使い方は、
生徒の裁量に任せて欲しかったです。

応募をしたい求人が出る時期は、
人とは違って早く訪れる場合もあります。

皆が同じ時期に就職活動を始めるのでは、
チャンスを逃してしまう事もあります。

なのに、先生方が思っておられたスケジュールでは
9月から1ヶ月だけが、就職活動と研究発表の時間でした。

大多数のクラスメイトやキャリアコンサルタント受験予定者より
早めに就職活動に意欲的に取組む事に対して、
なぜ、罪悪感を感じないといけないのでしょうか?

本来の職業訓練の目標は、1日も早く就職をする事ですが
ちょっと勝手が違っていた教室の雰囲気でした。 

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